元気を出して

もとなりが婿入りして2週間。

“仲良し”という言葉を超えるほど仲が良く、
いつも2匹でペロペロべたべたし合っていた
「ポンポコまる」ことはくちゃんは
1週間ほど落ち込んでいました。


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最初の2,3日は
狭い保護部屋の中を
鳴きながら(って言うか泣きながら)
一生懸命もっちゃんを探して



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あんなに食いしん坊だったのに
1週間ほどはごはんの食べ残しも多く

そんなはくちゃんを見ていて、
もとなりがいなくなった寂しさを
私自身もひしひしと感じていました。


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なんとか元気を出してもらおうと
おもちゃをけしかけて誘ってみるも
ほとんど乗ってこない。


キャットニップの差し入れも
ひとしきりスリスリしたところで
すぐに興味をなくしてしまいました。


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ソーニャの怪我のケアもあって
これまで以上に構ってあげることができず
この2週間はくちゃんには
ホントに寂しくて心細い想いをさせてしまった。

ごめんだよごめんだよごめんだよm(__)m


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そして極めつけ。


はくちゃん、トイレで挙動不審な動きをするようになり
何度も砂をいじってはしっこの体勢でふんばり
また砂をかき上げてはふんばり
またかき混ぜてはふんばり

それを何度も繰り返すようになりまして。


ふんばる割にはしっこが出ていなくて
砂だけ散らかしてあるけどしっこ玉はない―
という状況をチラホラ目にするようになりまして。


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まさか結石・・・


結石→尿道閉塞→尿が出ない→尿毒症→→→


その先は考えるのも怖ろしく
ほとんど駆け込むように病院へ行きました。



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検査の結果は
細菌感染による膀胱炎。


結石はないのでしっこは出ているけれど
残尿感があるからトイレで何度もふんばっちゃう。
ってことでした。


抗生物質をもらい
嗜好性の高い療法食ももらい(食欲増進を願って)
心の中で泣きながら帰宅。


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「膀胱炎ぐらいでメソメソするなよ」と
お思いの方もいるやもしれません。


でも私がメソメソしていたのは
それがずっと続くことを知ってしまったから。



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はくちゃんは去年の5月に
冗談ではなく死にかけて
結石の子の最終手段である
尿道拡張手術を受けました。


その手術のおかげではくちゃんは一命を取り留めて
尿道がぶっとくなったことで
結石による閉塞はまず起こらないでしょう、と
先生から太鼓判も押してもらいました。



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ただ、尿道というのは、普通は排尿時には開き、
そうじゃない時は閉じているもの。

でもはくちゃんの場合、
人工的に尿道を大きくしたため
常に開きっぱなしの状態です。


だから「バイ菌」が体内にとても入ってきやすい。



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この手術を受けた子は
ほとんど1年中、細菌感染に悩まされる―。

1年の半分は何らかの薬を呑むことになる―。


先生はそんな話をしてくれました。


「この子はまだ里親さんを探すつもりですか?」
とも言われました。

(先生に他意はありません。
飼い主にも患畜にも愛想笑いひとつしない先生ですが
診断は的確でとても信頼できる先生です)


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「はい、まぁ」と苦笑しながら答える私。


「ホントですよね」って感じだった私。


体調管理が健康な子より必要な子、
通院することが多いであろう子、
食事にも気を使う子、
おしっこチェックが欠かせない子、


病気の子。



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いっそうちの子にできたら。

この2週間ずっと考えていたけれど

このブログを長く読んでくれている方は

我が家の先住猫がいかに気難しい子らか

ご存知かと思います。


↓スーパーハイシニア。愛情独占タイプ


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↓わりとシニア。他猫・他人がとにかく怖いタイプ


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はくちゃんは猫が好きな猫。


ネコ同士で一緒にいるのが好きな猫。


そんな子と、うちの猫嫌いなシニア猫を
いくら一軒家とはいえ同じ空間で過ごさせるのは
それぞれにとって多大なストレスを与えることになります。


また、Pさまは高齢で一度にたくさん食べられないため
先住猫には置きエサをしている我が家。
食事管理が必要なはくちゃんとは
その部分でも同居は困難です。



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じゃあずっと保護部屋で過ごす?


・・・・・・・・・・・・


保護部屋に足を踏み入れたことがある方なら
あの部屋で一生過ごさせるのは
あんまり可哀そうだ、ということは
よくよくわかっていただけるかと思います。


保護部屋はあくまでも保護部屋。

仮の住まい、一時の宿。


本当の家族の元へ巣立っていくまでの
準備をするお部屋です。



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どんなに工夫を凝らしても、
あの部屋で長い時間を過ごさせるのは
あんまり可哀そうで
そのことが「早くねこ親さんを見つけなきゃ!」という
私の原動力にもなっているんですが―



はくちゃんに、家族を見つけてあげることはできるのか。


その可能性は

限りなくゼロに近い―

と思って、メソメソが止まらない私。



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手がかかる、お金もかかる、
しかもそこまで人懐っこいわけじゃない、
シャイな成猫。


そんな子をわざわざ
引き取りたいと言ってくれる人が
一体どこにいるんでしょうか。。


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はくちゃんのことが大好きで


可愛くてまんまるでいじらしくて


大好きで大好きで大好きだからこそ


幸せにしてあげられないかもしれないことに


その診断に


ずっと肩を落としています。



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もとなり去りし今、

はくちゃんはお薬も効いて
トイレを意味なく荒らすこともなくなり
ごはんを完食できるようになって
以前のように猛烈フミフミが再開できるほど
元気になりましたが。


預かり主はまだウジウジ悩んで消沈気味です。



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猫たちはいつもたくましく、ガマン強く、しなやかで

少しはそんな彼らを見習って、元気を出さねばいけませんね。


もっちゃんだって頑張ってるもんね。


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でもきっともうしばらくは
メソメソうじうじしちゃうかも。。




*おまけ*


ミミちゃんも色々ありましたが(我が家の子なので割愛)

何でもないない無問題で心配なし。


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Commented by ジュリママ at 2013-03-04 03:41 x
その気持ち、すご~くよくわかります。
わかるだけに、なんと言葉をかけてよいのか・・・

早く元気になってくださいね。

Commented by nrkmimiko at 2013-03-05 20:24
>ジュリママさん

コメントありがとうございますm(__)m
私もきっと同じ悩みを抱えている預かりさんの話を聞いたら
「何も言えない・・・」と思います。。
誰がどう考えても難しい条件ですからね。

でも、絶対に幸せにしてあげたいです。
それだけはきっと揺らがない気持ちだから
そのためにできることを考えていかないとって思っています。
Commented by ケロロ at 2013-03-05 21:22 x
にゃかにゃいで…
膀胱炎は菌が繁殖しないように、水分をたっぷりとってお小水で流せば再発防止になるはず!だから大丈夫です。
療養食のカリカリは少しずつぬるま湯でふやかして、食べてくれるんだったら最終的にお湯びたしにするとか。
こんなに良い子なんだもの、絶対いいお家がみつかりますよん
Commented by hi_mama825 at 2013-03-06 01:10
一年前の自分をみるようです。白血病のローズと狭い屋根裏で私もメソメソしてました。我が家で看取ると決意したものの、この狭い部屋でこのままでいいのか…頭の中をぐるぐる巡り…
残された時間が少ないならば、早く募集をしなさい、と代表に叱咤激励され、やっと気持ちを切り替えられました。

はくちゃんのこと、これからも頑張って綴って下さい。きっと、彼を気にして悩んでる人がいるかもしれません。今かもしれないし、先のことかもしれませんが…きっといると信じて。

はくちゃん、エアふみふみがまた出来るようになって良かったです!ほんとに猫は健気ですね。
甘も頑張ってるから、びびりんBoys頑張ろう!
Commented by nrkmimiko at 2013-03-10 20:57
>ケロロさん

ありがとうございます。。
膀胱炎は抗生剤が効いてくれたので良くなりました。
ただ、細菌感染は頻繁に起こる可能性が高く
何か別の症状で今後も通院が欠かせないとのことです。

穏やかで優しい子なので
もっといい環境に送り出してあげたいけど…
相変わらず頭を抱えております。。
Commented by nrkmimiko at 2013-03-10 21:00
>ひーままさん

ローズちゃん、、よく覚えてます。
ひーままさんもすごく悩まれたんですよね・・・

そうですね、メソメソしてても仕方ない。
きっとどこかで見ててくれる人がいる、
信じていくしかないんですよね。

はくちゃん、最近ホントに慣れてきてくれて
モジモジしながらでも甘えてくれるようになりました。
私にできることを、できる限り精一杯、
今はやるしかないんだよなぁと思います。
応援ありがとうございます。元気出ました。

甘ちゃんも一緒に頑張ろう!
by nrkmimiko | 2013-03-03 22:33 | 茶トラーず&ソーニャ | Comments(6)