2013年 02月 24日
回復する傷
砕けた骨を固定するために
ボルトが2本と無数のワイヤーが入っていて
骨がくっついたあとは
飛び出していたボルト1本以外、
ガッチリ嵌っていた人工物はそのまま残していました。
が、埋没処理とした残り1本のボルトが
なぜなのかどうしてなのか
またしても飛び出してきてしまい
大へん危ない感じでしたので病院へ行き相談しました。
その結果、ボルトはとにかく抜かなきゃいけなくて
そのためにはボルトと骨を固定させているワイヤーも
同時に抜かなきゃいけなくて
そうすると後ろ足の2か所からメスを入れた上で
異物を取り除かなきゃいけなくて―
先週日曜日、もっちゃんお届けの最中に
ソーニャんは手術を受けました。
もっちゃんを送り出せた喜びを噛みしめながら
血だらけの包帯を足に巻いたソーニャんに胸を痛め
なんとも言えない心もちで帰路についた日曜日。
傷口を舐めないようにエリカラは必須。
もともとバランスが悪いところに、
痛む足、首まわりは邪魔なカラー、と
ソーちゃんとても動きづらそうで、見てられなかった。
でも、フラフラと足を引きずりながら
それでもお膝に乗ってこようとするソーちゃんが
健気で痛々しくて愛おしくて。
たった1度の骨折。
どんな事故があったのか、
そもそも事故が原因なのか、
何があったのかはソーニャんしか知らない。
でも、たった1度の骨折で
ソーちゃんはもう半年も苦しんでる。
翌日には血だらけの包帯を外しましたが
縫合した傷口がまだ痛々しく
足を床につけるのは困難で
少しでも緩和できれば、と3,4日は毎日新しい包帯と交換しました。
また、原因不明ですが
右後ろ足のかかとも
ソーちゃんなぜか執拗に舐めたり齧ったりするため
毛が抜けて皮膚が炎症を起こしている状態。
エリカラをつけていても器用に右足は舐めてしまうので
同じく包帯で保護。
この1週間、留守中はずーっと
パラボラアンテナちゃん。
動きにくくて、トイレに行けなくて
1,2日は帰宅するとベッドの上でしっこまみれになっていたことも。
そばにいれる時はなるべくエリカラを外して
抱っこしたり一緒に眠ったりするようにしました。
人間だって、怪我や病気をしたら心細くなるもんね。
人の温もりで安心感を得られる子だから
しっこ臭かろうが何だろうが
甘えんぼなソーちゃんが好きなだけ甘えられるように
一緒にいられる時はなるべく一緒にいた1週間。
そうして徐々に、食欲も取り戻してトイレも不自由なく使って
相変わらず寝てばっかですが、だいぶ回復してきました。
来週、抜糸予定です。
それと、ちょぴちゃん(ソフィの幼児呼び)
お耳が聞こえることがわかりました。
と言うのも、最近呼びかけに反応するようになったのです。
名前を呼ぶと振り向いたり、
大きい音に驚いたりするようになりました。
医学的な異常は何も見つからなかったので
おそらく、今まで音に反応しなかった原因は
とことん無視していた
だけだったようです_| ̄|○
ちょぴちゃん、緊張や恐怖が表に出ないタイプ。
知らない場所に連れてこられて(預かり家庭移動)
やっぱりそれなりに緊張していて
呼びかけにとことこん反応しなかったのも
不安を押し殺していたことが原因なんじゃないか―
という結論に達しました。
存在していることを気付かれないように―
リアクションをしないことで
「生きていることを隠している」ように振る舞っていたんじゃないか。
知らない場所・知らない人・知らない猫、が怖くて
それが自分に向ってくることが怖くて
必要以上に大人しくしていたんじゃないかと。
音に反応するようになったのは
やっと我が家に慣れてきた証、だと考えます。
ソーニャんの耳を巡るあれこれは
そんなカタチで決着がつきました。
来週、抜糸をして
動きに不自由がなくなったら
(もともとあまり動かない&アンバランスですが)
新しい募集要項を引っ提げて
今度こそ本腰入れて家族探しをしたいと思います。
大丈夫。
ちょぴちゃんの傷は回復する傷。
大丈夫。
大丈夫じゃなかもしれない―のは
実はこっち↓
今週、実はモチモチくんの方が
えらいこっちゃーになってしまいまして・・・
トラブル続きの吉猫家です・・・
↓白い方もトラブってます。。
何事もなくつつがなく、平穏無事なのは
最長老だけ、というのが流石です。
はくちゃんのトラブルは次週公開予定。
カミングスーン!(泣)
by nrkmimiko
| 2013-02-24 18:28
| 茶トラーず&ソーニャ