アンバランス

ソーニャんのことで
移動直後気になることがありました。


それは、体の揺れについて。



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動く時、少しふらつきが出ます。

脚の怪我が原因かと思いましたが
腰が細く体の運びが頼りない感じで
止まっている時にも少しゆらゆらします。



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センター引き出し→我が家に移動までの間に
お世話してくれていたchieさんも
そのことには気づいていて
足の怪我を治療していた病院で
ふらつきのことは相談していたそうですが


血液検査はすべて正常値で
眼振などの神経症状も見られなかったことから
精密検査は行わなかったとのこと。




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ただ、気になることがもう一点。


頭数が少なく、室内フリーの我が家に来て
初めて気が付いたことですが



ソーニャ、まったくと言っていいほど


音に反応を示しません。




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うしろから大声で呼びかけても、
手を叩いたりして音を出しても、

反応しない。


それどころか、耳を動かさない。



猫って、背中を向けて無視することはあっても

耳だけは正直にこっち向いてたりしますよね。



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ソーニャんはそういった仕草をまったく見せず、
触ると「ビクッ!」として
初めてそばに人がいたことに気付く、

そんなリアクションをとります。



首をいつもかしげているように
頭が右側に傾くのも気になりました。



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そんな訳で、
ソーちゃん頭部CTを撮るため
chieさん家に戻って検査入院をしてきました。



結果は―


画像診断では、特に脳内に腫瘍などは見つからず。


耳の件は
右耳の内耳にポリープのような
ちっちゃなデキモノがあって
それは点耳薬で治るか現在治療中です。




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ただ、耳が聞こえているかどうかは
病院の方でも判断できなかったようです。


その小さなおできが原因とは考えにくく、
最悪の要因として恐れていた脳内異常も確認できず、

結局、ようわからん。っていう状態です。



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耳が聞こえないなら、
もっと怯えてビクビクしていそうなもんですが
ソーちゃんはとってもマイペースで
毎日ゆったりと過ごしています。



①耳が聞こえないのか、
②はたまた聞こえづらいのか、
③聞こえているけれど、反応する部分に問題があるのか、


預かり主は③の可能性高し、と感じています。




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何の根拠もありませんが・・・




体の揺れについては、
先天的な小脳疾患でしょう、とこれは予想していた診断です。



多くの小脳形成不全は
母猫のお腹の中にいる時に、
お母さん猫がウィルスに感染することで
子猫の脳の形成が不完全になってしまい、引き起こされる障がいだそうです。



小脳は運動神経や平衡感覚をつかさどる器官で
小脳欠損の猫は個体差がありますが
みな、運動能力が低くなります。



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ソーちゃんも高い場所には昇りません。

歩行には問題ありませんが、
まだ走っているところは見せてくれず、
時々バランスを崩してひっくり返っている時があります。


ただ、後肢の怪我が完治していないこともあり
本来の運動能力がどの程度のものなのかは
現時点では何とも言えない、です。




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同じように、小脳形成不全の診断を受けた
黒猫ゆめこ(現タブラ)も
ゆらゆら揺れていたり腰が細く後ろ足が弱かったですが
元気に飛んだり跳ねたりしていました。



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でも、もし脚が完治した時に
ソーちゃんが飛んだり跳ねたりできなくても
お家の中で暮らしていく分には
何も問題はないと私は思います。



甘えっ子でお膝の上が大好きで
頭をスリスリこすりつけてきて
動く時にちょっとフラつきがあるものの
ごはんもほかの子と同じようにひとりで食べれるし
トイレもしっかり決めてくれます。



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特別、お世話に手がかかる子ではありません。


小脳欠陥は命に関わるような病気ではなく
進行性のものでもなく
犬猫の場合、治療法もないので

何ていうか、ザックリ言うとまぁ、

「ほっといても大丈夫」なものです。



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ただ少し、体の動きが不安定なだけ。



考えてみると、今我が家にいる保護猫たちは

みんなアンバランス。



もっちゃんは3本足で
高い場所に昇る時は軽やかですが
(後ろ足で力強くジャンプできるので)
降りる時に片足だけで支えきれず
顎をぶつけてる時があります。



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でも、もちょはそのことを嘆いたりなんかしない。

おもちゃで思いっきり遊んで
毎日ヨダレ垂らしながら眠ってます(笑)


ありのままの自分でのんびり生きています。



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はくちゃんは原因不明ですが
後肢の力が弱く
ジャンプしても目標地点に届かず
すべったりズッコケたり落っこちたり、よくしてる。


水飲みボウルの上を
ジャンプで飛び越えようとして失敗して
ボウルの中に尻もちをついて
お尻をビチョビチョにすることは日常茶飯事。
(学習せい、はくちゃんw)



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でもはくちゃんは
ズッコケても尻もちをついても
落ち込んだり恥じ入ったりはしない。



自分の失敗に自分で驚いて
慌ててることはよくあるけど
ありのままの自分で今日も元気に動き回ってる。




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体の動きがどんなにアンバランスでも

それを嘆いたり憐れんだりするのは人間だけ。

猫たちはそれぞれ何でもない顔して
自分も、ほかの子のことも
自然に受け入れてそのまんまで接してる。



私たちも彼らのように
アンバランスな部分を
その人を形作るもののひとつとして受けとめられたら―



彼らから学ぶことは多いんじゃないかと
もっちゃんと過ごして、はくちゃんと接して、
ソーニャんと出会って思います。




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この子らを、異質なものとしてではなく
そのまんまで受け入れてくれるような
優しい家族が現れますように・・・・・・



ソーニャんは右耳と右足の治療中なため
募集はもう少し先になります。


もっちゃん・はくちゃんはご家族さま募集中です。



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お申込みはこちらから。
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by nrkmimiko | 2012-12-30 01:45 | ソーニャ | Comments(0)